3年生~6年生のみなさんへ 「沼小 おやじの会」から緊急メッセージ 2020年 5月
【緊急メッセージ JPEG版(ふりがなつき)】
令和2年5月7日
沼ノ端小おやじの会
3年生~6年生のみなさんへ
「おやじの会」から緊急メッセージ
みなさんが毎日、大変つらい思いをしているのをよく知っています。みなさんの家族も同じようにつらい思いですね。でも、だれが悪いというわけではありません。
だから「つらい気持ち」はみんなで分かち合いましょう。きっと気が楽になって、明るい気持ちがわいてきます。
☆友だちや家族と「ひじタッチ」をして、話をしたり、笑ったりしよう☆
☆だれにも話せないようなつらい事は、先生にこっそり聞いてもらおう☆
人類は勝つ!…しかし
新型コロナウイルスとの戦いはいつまで続くのか?今はわかりませんが私たちは必ず勝ちます。
しかし今回のような疫病の世界的な流行が、将来、再び起こるかもしれません。それは1年後かもしれないし、100年後かもしれないのです。
未来の世界を救えるか
もしも30年後に起こったら……?。今から30年後、君はどこで何をしているでしょうか?
苫小牧で自分のうちの仕事を継いでいるかもしれない。
札幌でビジネスマンをしているかもしれない。
室蘭で看護師になっているかもしれない。
名古屋で学校の先生をしているかもしれない。
京都で研究者になっているかもしれない。
熊本で農業をしているかもしれない。
ンジャメナ(※1)で医師としてボランティア活動をしているかもしれない。
ディリ(※2)で日本語を教えているかもしれない。
ブエノスアイレス(※3)でサッカー選手になっているかもしれない。
サンクトペテルブルク(※4)でラーメン屋を開いているかもしれない。
ニューヨーク(※5)の国連本部で職員をしているかもしれない。
東京で内閣総理大臣になっているかもしれない。
「将来自分はどこで何をしているのだろう?」未来のことは誰にもわかりません。でも30年後の世界を動かしているのは、間違いなく君たちです。
立派な大人として、世界のどこかで活躍している君たちは、それぞれの立場で、自分と自分の家族、そして人類を守らなければなりません。
ヒーローは君たちだ!
未来の疫病と戦うにはどうしたらいいでしょう?その答えは君たちの中にあります。
それは、今の新型コロナとの戦いで、君たちが自分の目で見たり、耳で聞いたり、心で感じたり、頭で考えたりした事。つらい思いをした君たちの大切な経験のすべてが、その時に必ず役に立つはずだからです。
背すじを伸ばして、まっすぐ前を向こう。
そして、自分の目で、耳で、心で、頭で、自分のまわりで起きている事をよく見よう、よく聞こう、よく考えよう。そしてノートに書いておこう。
※2「ディリ」東ティモール民主共和国の首都
※4「サンクトペテルブルク」ロシア連邦の都市
※5「ニューヨーク」アメリカ合衆国の都市