わずか3週間で効果を実感!「早寝早起き」が簡単に身に付く、たった一つの方法!by 沼小おやじの会
「早寝早起き」が良い事は皆さんもよくご存知かと思います。でもお子さんに習慣を身につけさせるのに苦労している親御さんも多いのではないでしょうか。
今回はどんな子でも無理なく、確実に「早寝早起き」の習慣が身に付く方法をご紹介します。
※下記の文章に科学的もしくは医学的なエビデンスは全くありません(笑)
どうして早く寝られないの?
早寝早起きを邪魔する要因はたくさんあります。
まずテレビ。昭和の頃、ファミリー向け番組は夜7時から9時で終わり、それ以降は大人の時間でした。
ところが今では、子供が喜んでみる番組の終了時間が夜10時、11時が当たり前。これは特に低学年のお子さんをお持ちのご家庭では非常に厄介な問題です。
そしてゲーム。昭和のファミコン時代から「ゲームやりすぎ」は社会問題化していました。
しかし現在、私たちを取り巻くゲーム環境を考えると、リセットボタンを押したり、カセットやコードを引っこ抜いたりしていたファミコン時代は「牧歌的だったなあ」と思えます。
家庭用ゲーム機ばかりか、スマホやタブレットなどのデジタルデバイスでいつでもゲームができるだけではなく、オンラインで友達とゲームを始めると途中で抜ける事すら難しくなります。
それに加えてYOUTUBEなどのネット動画視聴が追い討ちをかけます。自分が観たいと思うものだけを際限なく、いくらでも視聴することができるため、これも終わるタイミングが見つけられなかったり、自分の意思で止める事が難しくなる事もあります。こうなると親御さんと子供の間で、言い争いが耐えなくなったり、親子関係が悪化することもあります。
ゲームや動画視聴にハマってしまうと十分な睡眠時間の確保が難しくなるほか、ブルーライト(紫外線に近い400nmから500nmの青色の高エネルギー可視光線)が睡眠の質や網膜に与える悪影響の問題も無視できなくなります。
(参考リンク)
ブルーライトが及ぼす人体への影響と今すぐできる対策を紹介 - Aigan STYLE(メガネ・めがね)
まさに、恐ろしい時代…
このような現状を考えると、私たちが暮らす現在の社会は、ある意味、子供たちにとって、人類史上最悪レベルの「健康的な睡眠が難しい時代」だと言えます。もちろん私たち大人も同じ事が言えます。
仮に、私たち人類が滅亡へと向かいつつあるとするなら、原因は地球温暖化や自然災害、戦争、飢餓などではなく「スマホやタブレットの使いすぎ」ではないかと思えてしまう事もなくはないです。
いずれにせよ残念ながら、この流れを止めることは誰にもできません。
では、そのような厳しい現代社会に暮らしている私たちに「対抗手段」は無いのでしょうか?
ひとつだけ、あります。
それはたったひとつの方法
『昨日寝た時間より5分だけ早く寝る』
たったこれだけです。
例えば前日の夜11時に寝た(布団に入った)とします。この場合、今日の晩は10時55分に寝ます(布団に入ります)。(1日目)
次の日の晩は、夜10時50分(2日目)
次の日の晩は、夜10時45分(3日目)
さらにその次の日の晩は、夜10時40分(4日目)
このペースで続けると……
7日目には夜10時25分、
10日目の就寝時間は、夜10時10分!だいぶ改善されてきましたね!
そして3週間後、21日目は-105分!何と就寝時間は、驚きの夜9時15分!
夜11時に寝ていた子供が、9時過ぎには布団に入ってしまうんです。
たった3週間、前の日より5分早く寝るだけで、これだけの違いが出るんです!
すごいと思いませんか?! やらないという選択肢はありません!
「早寝」はできた。早起きはどうするの?
5分早く寝た分、5分早く叩き起こせば良いのでしょうか?
その必要はありません。
学校へ行く時間は決まっています。自宅を出る時間から逆算すれば、遅くとも何時何分までに起きなければならないかは、はっきりしています。
早寝早起きができていない子供は、理想的な睡眠時間と比べると必然的に短くなります。また遅くまで起きる理由がゲームやスマホの使用にあるなら、たとえ就寝しても「寝つきが悪い」「眠りが浅い」などの問題があります。
まずは睡眠時間を長く取るためにしばらくの間、起きる時間はそれまで通りで良いでしょう。
3週間待てば、違いがわかります。目が覚めるのが自然と早くなってきます。身体が慣れてくるのです。それが適切な睡眠時間です。
とは言え、ゲームや動画視聴が好きで、やめられない子も珍しくありません。それでも何とか寝る1時間前にはストップさせたいところです。
「今、いいところだから」「友達とやってるからやめられない」などと言ってダラダラ続けられると、毎度毎度、親も怒り心頭です。子供は子供で「今やってるのにうるさい」という気持ちでイライラします。これでは家庭内が険悪になってしまいます。本当に難しい問題です。
これだけやってみよう!
まずは「昨日寝た時間より5分だけ早く寝る」を実践してみましょう。
ちなみに「3分だけ早く寝る」場合、30日後の就寝時間は夜9時30分になります。これでも良いでしょう。
もっとも、保護者の方のお仕事の都合で、微妙に帰宅が遅くなって、帰ってくるまで寝ないで待つ事もあるでしょう。夕方から、夜から、早朝からの仕事もあります。
いずれにしても家庭でのコミュニケーションはとても大切ですから、それぞれのご家庭で工夫されてると思います。
もしも、少しでも「やってみたい」と思ったら「やらないという選択肢はない!」です。
たとえ上手くいかなくても「何度でも挑戦できる方法」です。
ぜひ挑戦してみてください!
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